第34回全国都道府県対抗女子駅伝は17日、京都市西京極陸上競技場発着の9区間、42.195キロで行われ、最終9区で逆転した愛知が2時間16分2秒で初優勝した。愛媛はチームの過去最高記録を6秒上回る2時間20分12秒で22位だった。
 1区で20位と出遅れた愛知は、5区の小倉久美(トーエネック)7区の向井智香(至学館高)がともに区間2位のタイムで順位を上げた。8区の細井衿菜(矢作中)が総合4位でつなぎ、アンカーの鈴木亜由子(日本郵政グループ)が首位との1分37秒差をひっくり返した。
 2位は20秒差で兵庫が続き、3位は群馬。9区で失速した京都が4位、2連覇を狙った大阪は12位だった。